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講師:種村留美 先生 (神戸大学大学院保健学研究科 教授) |
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講師の種村留美先生(神戸大学教授)は、高次脳機能障害をもつ方の社会的自立に役立つ研究を積極的に行っていらっしゃる作業療法士です。 |
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講習会には病院、老健、通所サービス、居宅支援事業所などから多職種の方々が多く参加され、県内医療従事者の高次脳機能障害に対する関心の高さが伺えました。 |
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今回の講習会は100名の定員に対し300名の応募があり、予想以上の反響に当日の受付も大忙しでした。 |
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講義の内容は、高次脳機能障害の「失認・失行」について、概論と臨床症状の説明を中心に行い、病態を理解した上で接することの重要性をご教授していただきました。 |
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また高次脳機能障害に対する評価や分析については、医師やリハ以外の職種にも分かりやすいように、ADL場面での事例を動画で提示していただきました。ADL場面でよく見かける失敗時に対する介入方法を、ひとつひとつ丁寧に説明され、参加者のメモ書きも非常に進んでいました。 |
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高次脳機能障害を持つ対象者への治療的な介入について、「できることを見つける」ことの重要性を終始述べておられました。ADLにおいて課題遂行の困難性が非常に目に付く中で、問題点に目を向けるのでなく、何ができるかを見つけることが、治療的な介入の糸口が見つかると述べ、観察点や思考の転換が重要であることを強調していました。 |
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最後は、大浜第一病院の新里氏が動画を通しプレゼンテーションし、治療的な介入について実技を通してご教授いただきました。CT画像から推測できる症状を挙げ、今後の評価や治療的介入に非常に役立つ内容となりました。 |
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参加者からは一様に「非常に分かりやすかった」「応用編も今後開催して欲しい」と賛辞の声が多く聞かれました。 |
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種村先生からも次回開催に前向きのお返事をいただきました。次回開催をお楽しみに! |
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(記:下里 綱)
おもと会地域リハビリテーション支援センター(大浜第一病院) |
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2009.10.21 |
2009.07.09 |
2009.07.09 |
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