おもと会地域リハビリテーション支援センター.
支援センターから活動の報告/活動詳細.
平成17年度の活動詳細です.
研修会の報告です.
【日時】
 3月17日(土)
【会場】
 おもととよみの杜 ふれあいホール
【参加者】
 94名
【活動報告書】
 講義1「失行・失認がある利用者に対する(わかりやすい)リハの進め方」
 講師:宇田 薫(大浜第一病院訪問リハビリテーション 作業療法士)
 講義2「『その人らしい生活』につながる連携を始めよう!〜訪問リハから発信できること〜」
 講師:佐藤 健三(近森病院 訪問リハビリテーションちかもり 理学療法士)
講師の佐藤健三氏と宇田薫氏
趣旨】
   地域リハビリテーションにおいて「連携」は誰もが重要だと考えていることである。今回、訪問リハから発信する連携により、他職種と協業して利用者の生活を支えていくことを考える。
   また、訪問リハビリの専門性を発揮していくために、基本的なアプローチを再確認する目的で「失行・失認」についての研修を行う。
   2つの講義の後、受講者に記入してもらったパネル式のアンケート結果も利用して、「連携」についてのディスカッションも行った。
会場の様子
受講者
参加者の様子】
講義「失行・失認」・・臨床における患者の具体例を挙げながら、臨床で使えるアプローチ方法の紹介をしたため、『すぐに実践で試せる』という反応であった。また、リハ専門職として、さらに専門的な介入を意識して日々の業務に携わることの大切さを改めて認識できた。
講義「連携」・・訪問リハを先駆的に展開している近森病院の取り組みが興味深かったが、我々でも、もう少し「細かく」「丁寧に」「利用者中心に」「他職種や家族の情報を大切に」などを心がければよりよいサービス提供が行えるのではないかと気づかされた報告であった。また、そのようなサービス提供を継続することで、訪問リハの利用も理解されていくと感じた。
参加者全員でのディスカッション・・リハ職中心の意見交換であったが、情報や連携を「待つ」のではなく、自分自身から動き出すことでサービスが展開され、それが利用者の生活へつながるのではないかと考えられた。
  「連携」は今後、しばらくは地域リハにおいては課題として挙がっていくであろうが、まずは「自分から動き出してみる」ことだと感じた。
講師から一言】
   「訪問リハ」の専門性で悩む現場のスタッフが多い中、今一度、私たちリハが自信と責任を持って関われることがあることを少しでも、参加者で共有していただければ幸いである。
   大きな組織で訪問リハに従事している佐藤氏であるが、氏が展開する訪問リハは「大きな組織だからできる」ことではなく「佐藤氏という一訪問リハスタッフが他職種と連携して実践している」内容であり、若いリハスタッフも、小規模で行っている事業所のスタッフも、明日からの訪問リハ業務に影響を与えてくれる内容であったと考える。
(記:宇田)
おもと会地域リハビリテーション支援センター(大浜第一病院)
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