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平成１６年度から毎月１回、渡嘉敷村のデイサービスへ実地指導に伺っています。 |
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渡嘉敷村（渡嘉敷島）は、那覇･泊港から高速船に乗ると35分で着く｢近い離島」です。 |
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世界でも有数の透明度を誇る海ときれいなサンゴ礁がありダイビングのメッカです。冬はザトウ鯨が出産と子育てに回遊してくるのでホエールウォッチングでも有名です。 |
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人口７６５人、６５歳以上高齢者は１９４人で高齢化率25.4％の島です。 |
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渡嘉敷港から車で５分の「村高齢者生活福祉センター」でデイサービス（通所介護）が毎日実施されています。 |
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普段は
◯送迎、入浴、昼食
◯看護師による健康指導
◯健康体操、レクリエーション、趣味活動
などを行っています。 |
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月１回、私たちが伺うときは、理学療法士による
◯機能評価
◯自宅やデイサービスで行う自己トレーニングの指導
を行います。 |
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要介護度の軽い利用者が比較的多く、デイサービスを利用されない日は家事や趣味として野菜作りを楽しむなど活動的な方もいらっしゃいます。 |
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肩･腰･膝の関節に変形･痛みを持っている方がとても多く、山の斜面の段々畑で過酷な農作業を長年続けてこられた影響があるのかもしれません。 |
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普段は看護師や介護職の方々が体操の指導も行っていますので、私たちは「普段でも行える体操」をアドバイスするようにしています。 |
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多くのデイサービスでは「座っての活動が多く、立位が少ない」傾向があります。要介護度の軽い利用者にとってはデイサービスに行くと却って運動不足の状態になる可能性もあります。 |
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そこで、渡嘉敷村デイサービスでは次のことを行っています。
1）立位での体操を取り入れ、立位バランスの向上をめざす
2）肩･腰･膝関節の変形や痛みを軽減するためのストレッチや筋力増強、姿勢の改善をめざす
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２年間継続して実地指導しており、利用者さんがお元気になられているのを見て、支援の効果を実感しています。 |
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（記：岡本）
おもと会地域リハビリテーション支援センター |
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2009.10.21 |
| 2009.07.09 |
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